羽生名人,担当記者,観戦記者が語る王将戦裏面史@第35回近鉄将棋まつり
スポニチ創刊60周年記念・第35回近鉄将棋まつりの4日目,「王将戦回顧録」と題して催されたトークショー。30分ほどの時間ではありましたが,内容充実,十分満足。
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■http://www.sponichi.co.jp/society/shogi/index.html
せっかくの「裏面」史ですので,以下に私のメモを少しばかり掲げておくことにします(あくまで個人的なメモをまとめたものであり,全てを再現しようとしたものでは勿論ありません。また,私の手による編集(表現簡潔化・時系列組換えなど)を加え大意を表すべく努めていますが,時には実際に発言されていないにもかかわらず,私が勝手に付加しまっている箇所もあるかもしれません。さらには,私の理解不足や事実誤認なども必ずあるはずです。このように多くの但書がありますので,その旨ご留意されるようお願いいたします。)。なお,敬称は「さん」で統一させていただきます。
- 「先日放送された『ライバルスペシャル | NHK プロフェッショナル 仕事の流儀』をご覧になりましたか?」と会場のみなさんに問いかける担当記者さん。
- 本日の会場にいらっしゃったみなさんのほとんどが挙手。
- 「名人戦を終えての感想は?」と問われて,羽生善治さん。
- 「免状に名人として署名をするようになって,実感がわいた。」
- 「オリンピックのアスリートとは,勝ったときの喜びが違うのではないか。アスリートの喜びは瞬間的・爆発的で,将棋のそれは滲みでるような。」