京都大学百周年時計台記念館百周年記念ホール

 本日、初めて行ってきました、 京都大学百周年時計台記念館は、百周年記念ホール。小松左京さんが来られるというので、お話を聴きに。
京都大学未来フォーラム(第14回)「私の京大時代」

 お話の内容は詳述しませんが、いやー、けっこー笑わしてもらったなぁって感じで、ヨカッタですよ。とてもとても74歳とは思えない饒舌ぶりで、インタビュー形式で進めるとの進行役の言葉がどこへやら、一気に一人でしゃべることしゃべること。澱みなくでてくる記憶力の確かさもスバラシかったですね。

    • 京大時代におけるイタリア文学の指導教官 野上素一教授のエピソード
    • 体育衛生の単位を落としたエピソード
    • デモ行進と南座のエピソード
    • 祇園のエピソード

などなどなど、ホンマにおもろい人でしたわ。
 そうしたなかで、最も印象深かったのは、進行役の方もおっしゃっていましたが、「インターディスプリナリー」という京大の伝統と、SF創作の繋がりについて。つまりは、もともと科学に親しんでいた小松左京さんが、文学にも傾倒し、その両者をあわせ、「科学とともにした文学に、文学の未来があるのではないか」としてSFを書いていたとのこと。そして、それは、身を置いていた環境にも大いに影響されているのではないかということ*1についてですね。
 最後は、タバコを吸いたいといい、「どうも、お粗末でした」との言葉を最後に、お話は終わりました。そうした小松左京さんに【情トラ】から一言。
 「どうも、お見事でした (^ー^)」

*1:ここの表現は、多分に【情トラ】の理解によるものです。小松左京 氏が明言されたわけではありません。