大文字

大文字の送り火

 8月16日は何の日かというと、五山送り火ということで、大文字を鑑賞してまいりました。いくつか同時に見ることができる場所もあるわけですけど、大文字送り火だけでええかぁ*1なーんて思って銀閣のほうへ。って、その前に某レストランで美味しい夕食*2を済ませたうえで。20時前までウロウロし、鑑賞ポイントを何処にしようか検討した結果、ほとんど地元住民ばかりが集まっていると思しき場所にて点火を待つことに。
 いやー、やっぱり単なるライトアップなんかと違って、最初にモクモクと煙が立ち上がるトコロが何とも言えない感じ、ヨイ感じ。そして、煙が晴れ上がるとハッキリ見えてきた赤々と燃え上がる「大」。しかし、それが長らく続くわけでもなく、段々と時間が経つにつれ、その明るさが小さくなっていく寂寞感。少しの間の出来事でしたけど、イロイロなストーリーを、それぞれの心のなかに浮かべ、また、大切に仕舞うのに十分な時間だった気がいたしやした。
 でも、送り火ばっかり盛大に催されている現状に対して、迎え火だって盛大に燃え上がらせてはいかが、などと個人的に思ったんですけど、、迎え火ってやっぱり各家々で火をともさないと、迎えにならへんがな、と自らにツッコミ。。

*1:法科大学院に通う学生としては「松ヶ崎妙『法』送り火」を、という思いもなきにしもあらず。

*2:肉汁ジュワっとハンバーグ