滋賀県知事

知事連続講演会@京都大学公共政策大学院

 第2回目は,滋賀県知事 嘉田由紀子 氏。
 「地球温暖化自体の河川政策−琵琶湖・淀川の事例から−」と題して,最も詳しく,最も注力されたいであろう政策に関するお話。もっとも,何も河川政策に限られた話ではなく,本日,お話された問題意識は,多くの分野にも共通したものとして,様々な政策に取り組まれていくのかもしれないなー,との印象も受けたり(受けなかったり)。

地球温暖化時代の河川政策

  1. 温暖化→不安定な気象状況
    • 豪雨(渇水)リスクの増大
  2. 財政再建時代の公共事業
    • 将来リスクにどれほどの財政投資が可能か?
  3. 都市化の中での社会意識の弛緩
    • 土地の履歴から浮遊する生活圏と生活意識