2年と少し

 Winny開発者が被告人となった,著作権法違反幇助に係る事件については,継続して傍聴してきましたが,私個人としては,一応の区切り。高裁への傍聴は,今のところ,考えておりません。
 基本的に,刑事事件の公判について,実例を通じて学ぶため,傍聴しつづけてきたわけですが,刑事訴訟法の各規定に関する実際上の運用や,公判における尋問技術等々多くのことを見聞(見分)できたのではないか,と思っています。
 また,この傍聴録を本blogに公開して,連載した次のような目的は,現時点でも,ある程度,達成できたのではないかとも考えているところです。

 この公判に関心がありながら実際に傍聴に行くのは難しい方々に,そして(Winnyに興味がなくとも),刑事事件の公判とはどのようなものかといった疑問を抱かれるような方々に対して,情報を共有してもらえれば,などと考えて連載しています。
cf. Winny ファイル共有のトリセツ - 【情トラ】附゛録゛

 今後も(,若干手を加えつつ),そのまま掲載しておくつもりですので,どうぞご参考まで。