パブリックコメント・カレンダー070516

 「情報システムに係る政府調達の基本指針」において、日本政府は、設計・開発の工程については原則として、共通基盤システム、個別機能システムの単位での分離調達を行う旨の方針を示している。この基本指針に従って分離調達された個別機能システムは、共通基盤を介して統合され、個別機能システムが共通基盤と、もしくは個別機能システム同士が互いに情報を交換することにより、それぞれの個別機能システムとして、さらに統合された全体システムとして業務に要求されるすべての機能が実現されなければならない。つまり、個別機能システム間及び個別機能システムと共通基盤の間での相互運用性が要求されることになる。また同基本指針は、ハードウェア(OS等のハードウェアと不可分な既成のソフトウェアを含む)とソフトウェア(設計・開発を行うソフトウェアに限る)の分離調達に関する方針を示している。