文書不存在による開示をしない旨の決定に対する不服申立て
- 開示請求を受けた機関が，当該請求に係る行政文書を保有していない場合，
- そのことを理由として，当該請求につき，開示をしない旨の決定をしたとき（行政機関の保有する情報の公開に関する法律9条2項参照），
- 請求者が「存在していないはずはない」として，審査請求をしてきたが，
- やっぱり当該請求に係る行政文書が「存在していない」ならば，
- 審査庁による裁決に附される理由は，どのような内容になるのだろう（行政不服審査法41条1項参照）
なんてことを，なんとなく考える。
「存在していないはずはない」とするが，「〜」という理由により，「存在しているとは認められない」といった感じか。それとも，「存在していないものは存在していないのです」という開き直り的表現も現実としてあったりするのではないか。
