パブリックコメント・カレンダー080314

  • 基本的考え方
    • IP化やブロードバンド化が今後さらに進展する中、「インターネットを維持・運営するための各プレーヤー間のコスト負担の公平性(通信網増強のためのコストシェアリングモデルの中立性)」,「ネットワーク(IP網)の利用の公平性(通信レイヤーの他のレイヤーに対する中立性)」といった、いわゆるネットワークの中立性(network neutrality)の考え方を基に、インターネットに係る経済的な事業規律に関する検討課題について総合的に検討を行い、今後のインターネット政策の展開における全体的なロードマップを描くこと(検討すべき項目の整理及び具体化)を本懇談会の目的とする。
    • 上記の検討においては、次のことに留意する。
      • (a) 「自律・分散・協調」を基本的精神として発展を遂げてきたインターネットの特性を念頭に置きつつ、
      • (b) 他方、インターネットが社会生活や経済活動を支える基盤的インフラとなる中で従来以上の堅牢性や高信頼性が求められるようになってきていることや、
      • (c) 本来的にグローバル性を有するインターネットの普及に伴い、インターネットに関連する国内政策と対外政策の整合性を確保する必要性が高まってきていること