パブリックコメント・カレンダー081107

〔前文〕
 私たちは、家庭や職場、地域社会においてそれぞれに役割を持っており、そして誰もがその責任を果たしたいと願っています。この思いを実現し、安心して暮らせる、活力ある豊かな山形県を築くためには、私たち一人ひとりが男女の別なく、それぞれの持つ力を発揮できる「全員参加」の社会づくりを進めることが必要です。
 このため、私たちは、男性も女性もあらためて自らの生活や働き方を見つめ直し、いきいきと仕事をし、子育てや介護にたずさわり、地域活動に取り組んでいかなければなりません。
 また、企業等は、あらゆる職場において、働く人の生活に配慮した働き方ができるよう努めることにより、働く意欲の向上や人材の確保・定着などの効果を期待することができます。
 さらに、行政は、県民や企業等の取り組みが効果的に進められるよう、環境づくりを行うことが求められます。
 私たちは、山形県の特徴でもある三世代同居や地域社会が有する助け合いの風土といった、これまで培つちかってきた家族や地域の「絆」を活かし、世代間や地域住民同士で支え合い、家庭生活・仕事・地域活動において、それぞれ調和のとれた生き方ができる“やまがた”らしい社会の実現に向け、しっかりと考え、そして実践することが大切です。
 私たちは、ここに仕事と生活の調和がとれた社会をめざして憲章を制定し、県民、企業等、行政が力を合わせて取り組むことを誓います。