パブリックコメント・カレンダー091103/神奈川県/神奈川県観光振興計画素案

歴史資源
 本県には、中世の社寺や文化財が多く残されており、鎌倉では「武家の古都・鎌倉」の世界遺産登録へ向けた取組みが進められている。
 また、このほかにも、川崎大師や寒川神社大雄山最乗寺小田原城跡など多くの参拝客、観光客を集める社寺や史跡をはじめ、江戸時代から多くの旅人が訪れる「大山詣」、「江の島詣」など、現在でも人気の高い観光地が存在している。
 また、幕末に入り開港場となり、近代日本の幕開けの地となった横浜には、近代日本黎明期から多数残された歴史的建造物等による歴史的な街並みと新しい街並みが融合した魅力あふれる都市景観が形成されている。
 さらに、川崎から箱根に至る旧東海道沿いには宿場跡や箱根旧街道、関所など、相模原市相模湖町、同藤野町を通る旧甲州街道沿いには本陣跡などといった史跡が残り、また、相模湾沿岸地域一帯には、明治期からの政財界人や文化人の邸宅や庭園などの資源が受け継がれている。