選挙の投票について

  • アンケート(その1)

【500人アンケート】今までに、選挙(国政選挙に限る。)へ投票に行ったことがありますか?

1回でもある 428
1回もない 74

■質問時コメント
 ちょっと、イヤ、ひじょーに、興味があったので。「現代民主主義のゆくえ/ヨーロッパから考える」が、その興味のみなもとです。
 本当ならば、年齢層を分けてアンケートをとるべきだとは思いましたが、手間をかけるのが面倒だったということも。 20代と60代では、そもそも投票に行くことができた回数自体が違いますもんねぇ。ついでに、質問した曜日と時間帯ですが、土曜の夜10時46分〜には、どんな年齢層の方々が多いのかも想像がつかないという欠点もあるわけですが。
 ちなみに予想は何となくですが、9割以上が「1回でもある」を選ぶのではないかと。けど、若い方からの回答が多ければ、9割は届かないかな?
 もうひとつ。質問時に間違えて択一式にすべきところをチェック式にしてしまっていました。両方をチェックしてしまう人がいませんよーに。。
 

■質問終了後コメント
 質問結果についてですが、、まず終了時刻は、午前2時6分(終了通知メールによる)。重複してチェックした方が2名いらっしゃいますので、それぞれを「ある」「ない」に振り分けて、「今までに、選挙(国政選挙に限る。)へ投票に行ったことがある」方が、85.4%、「今までに、選挙(国政選挙に限る。)へ投票に行ったことがない」方が、14.6%ですね。予想は大体当たったといってヨイかな?
 そもそも、ちょっと前までは、投票率はそんなに低くなかったし、最近でも6割程度はあるわけですから(参考:http://www.akaruisenkyo.or.jp/tohyo/top.html)、「1回でもあるか」との質問に対しては、ほとんどの方が「ある」と答えるとは思っていました。
 そして、おそらくは、「まだ20歳になったばかりで、今まで選挙に行くことができなかった」という方もいるのではないかとも思っていましたので、9割は届かないかなぁと予想していたわけで。
 つまりは、投票率が低い云々いってても、今までに、投票すら行っていない人は、どう考えたって少数派ではないかと感じていましたし、その予測は本当ではないか、とゆー結果になった次第です。ただし、この推測も、バイアスが当然にあるわけで、この調査対象である「はてな」利用者自体が、きちんと投票に行くような人が多かったという前提があるのかもしれませんし、他の要素もたくさん考えられるのですが、ねっ。けれども、まあ、普通の一般の方々が大多数を占めるのでしょうから、もっと大規模で無作為抽出のアンケートを行っても、似たような結果になる気はしてますが。


  • アンケート/質問(その2)

【500人アンケート】今後、選挙(国政選挙に限る。)へ投票に行くことがあると思いますか?

あると思う 455
ないと思う 45

■質問時コメント
 これも、ちょっと、イヤ、ひじょーに、興味があったので。同様に「現代民主主義のゆくえ/ヨーロッパから考える」が、その興味のみなもとです。
 こちらは、年齢層を分けてアンケートをとる必要はなさそうですよね。 20代と60代でも、今後の話ですので、変わりがないでしょーし。ついでに、質問した曜日と時間帯も、特にいつでもよさそうな感じが。若年層の方々が多そうな夜11時45分ごろ〜というのは、何か結果に関係するのかな。
 ちなみに予想は何となくですが、いつとは限定していないので、9割以上が「あると思う」を選ぶのではないかと。普段は行かないって人でも、将来、絶対に行きたくなる選挙があるかもしれませんしね。


◆質問中コメント
 、、、というか、ウスウス思っていることですが、あえて1時間ほど質問開始をズラしたんですけれども、アンケート(その1)と(その2)は、回答者の大多数は重複しているものと考えられます。そして、回答結果もほとんど同じようなモノになるかもしれませんよね。
 つまりは、「1回でもある」人は「あると思う」人であって、「1回もない」人は「ないと思う」人であるという結果。換言すると、「現代民主主義のゆくえ/ヨーロッパから考える」における、政治の内側にいる人と外側にいる人の議論が反映した結果になるのではないかと。こう考えると、同時にアンケート出してもヨカッタかな?? ちと失敗かも。。
 さてさて、どうなることやら。



■質問終了後コメント
 質問結果ですが、、まず終了時刻は、午前7時14分(終了通知メールによる。けっこーもうひとつのアンケートと終了時刻が離れましたね。まあ、開始が夜11時46分だったので、みなさんもー寝てたかな?)。「今後、選挙(国政選挙に限る。)へ投票に行くことがあると思う」方が、91%、「今後、選挙(国政選挙に限る。)へ投票に行くことがないと思う」方が、9%ですね。これまた、予想は当たったといってヨイかな?
 この結果については、まずは「今後、選挙へ投票に行くことがないと思う(9%)」方の理由を推察してみないといけないかもしれませんね。考えられるところとしては、「政治(選挙)に関心がない」、「政治?面倒くさい…( id:paulista 氏ご指摘)」」「親の世代が、選挙を教えたかな?( id:Yuny 氏ご指摘)」、「政治に興味が無い・いい政治家がいないからという『意思表示』と思っている( id:poniponi 氏ご指摘)」、「投票しても意味がない」などなど、様々な原因が考えられそーです。さらに詳しく考えてみると、「今の選挙制度のもとでは、投票しても意味がない」なんてのもあるかもしれません。
 もっと言えば、「投票に有効性を見出せない」から「何もしない」って人も、単に投票しないだけであって、逆に「投票に有効性を見出せない」から「自分が立候補しよう」とか「官僚になってガンバロウ」、「署名活動やロビー活動を行おう」という人もいるかもしれないわけです(日本ではアマリいそうにありませんが。。)。
 また、「投票したくない」のではなく、「投票できない」というケースも考えられます。これには、例えば、「投票に行くことができる環境が整っていない」ってこともあるでしょうし、「政治に興味が無いからよくわからないので、間違って悪い人の方に投票してしまうかもしれないことを危惧しているからこそ」ということもありうると思います(松本人志さんが「松紳」でそういった趣旨のコメントしていたことを覚えています。)。
 以上に掲げただけには限らないんでしょうけど、一概に、低投票率に関してよく言われるような「単なる無関心」だけではないかもしれないという視点も必要な気が、個人的にはしているのです。モチロン単なる無関心が増えることが、民主主義の危機だといえるのかもしれませんが、それらの人が「政府は俺らに何の干渉もするな」、「税金なんて払わない」「法律なんて守らない」ってならない限りは、まだ大丈夫のような気もしています。


 とまあ、「今後、選挙へ投票に行くことがないと思う」方ばかりを考えてみたわけですけど、「今後、選挙へ投票に行くことがあると思う」方が9割を占めるわけなのですよねぇ。9割いるんだから、だったら、投票率も将来90%になる可能性があるってことでしょうか? そして、日本の今後も大丈夫ということでしょうか??
 しかししかし、この9割の中にも、「いつも行っている人」と「いつもは行かないけど何かあったら行く人」、「その時の気分次第」、「行くことが出来る環境が整えば行く人」などなど、これまた多様な方々を想定できそうです。この場合、「いつもは行かないけど何かあったら行く人」のその「何か」とは何なのか、そして「その時の気分次第である人」が「どういう気分」になったら投票に行くのかを突き詰めて考える必要があるように感じます。
 それに、「いつも行っている人」にしたって、単なる動員のかたちで行っている人かもしれません。例えば、「上司がアノ候補者にトニカク入れろというから、投票に行く」人も、「アノ候補者が1万円くれたから投票する」人もいることも考えられるわけですから。
 

 うーん、いろいろと考えるトコロは尽きまへんなぁーっ。