法政策分析/政策の法化、法の政策化
- 「どのような政策であっても、法に翻訳ができるのか」との問いに対しては、次に掲げるような答えが考えられる
- 政策が歪められる
- 法のあり方が歪められる
- 相互不干渉となる
- 「法に基づく社会への規制的介入は、それが限界を超えるとどうなるか」との問いに対しては、次のような答えが考えられる
- 介入の実効性が欠ける
- 社会に分裂的結果をもたらす
- 規制立法自体の分裂的結果をもたらす
⇒「規制のトリレンマ」論
- 外部からの法的統御から、自己統御の統御へ
- 外部からの規制的介入ではなく、情報公開等の手続を導入することで、自省的法に基づくコントロールを及ぼそうという考え