法政策分析/政策の法化、法の政策化

  • 「どのような政策であっても、法に翻訳ができるのか」との問いに対しては、次に掲げるような答えが考えられる
    1. 政策が歪められる
    2. 法のあり方が歪められる
    3. 相互不干渉となる
  • 「法に基づく社会への規制的介入は、それが限界を超えるとどうなるか」との問いに対しては、次のような答えが考えられる
    1. 介入の実効性が欠ける
    2. 社会に分裂的結果をもたらす
    3. 規制立法自体の分裂的結果をもたらす

⇒「規制のトリレンマ」論

  • 外部からの法的統御から、自己統御の統御へ
    • 外部からの規制的介入ではなく、情報公開等の手続を導入することで、自省的法に基づくコントロールを及ぼそうという考え