昨日の一言をメモすること

 裁判官のあたまのなかをコントロールするのが,法律学の最終的な目標(のひとつ)である。つまり,国家権力を行使する裁判官が,「私がそう思うから,そうなのだ」と判断を示すのではなく,できる限り客観的に説明できるようにすること,また,場当たり的・個々人別に判断するのではなく,できる限り統一的・普遍的に説明できるようにすることが,法律学には求められているのではないか。