検事任官をお考えの方への進路説明会について
■(cache) 平成19年3月又は同20年3月に法科大学院修了見込みで,検事任官をお考えの方への進路説明会について
参加してきました。以下は,概略ですが,参加することができなかった方のため,また,来年以降も開催されると思われますので,おおよその内容と雰囲気等を伝えるためのエントリとして。
- 参加にあたって
- メールでの事前の申込が必要。参加を申し込む旨のメールを送ると,その翌日に「受け付けました」といった内容のメールが返信されてきたので,確かに手続が済んだことが確認できました
- 入場にあたっては,学生証の持参が必要。大阪は,中之島合同庁舎での開催でしたが,普段から,庁舎に入る際にはIDチェックが行われている模様。入口にて警備員さんに学生証を確認され,続いて,入ってすぐの受付にて担当の方にも学生証を確認され,名簿でチェック。通行証とも言えるような名札(氏名が記載されているわけではありません)を渡されました
- 会場について
- 200人強が入れる程度の会議室。適当に前のほうから詰めて座ってほしい旨の指示もありました。また,1つの机に3つの椅子が並べられ,これも詰めて座らないと会場の都合上,参加予定人数を収容できないといったお話も
- 参加者について
- おおよそ200人程度の参加。その9割5分は,いわゆる上下ともスーツ(男性はネクタイも)着用。カジュアルな服装の方も(私を含めて)チラホラと見かけました。もっとも,襟のないTシャツ・ジーンズといった格好は,いなかったような(気づいていないだけかも)。
- 配布資料等について
- 説明会について(ホンマの概要に過ぎませんので,その旨ご留意ください)
- 大阪地方検察庁総務部長からの挨拶
- 進路説明会の開催趣旨等
- 司法制度改革との関連から実務修習が短縮されたことなどにより,検察庁の組織又は検事の仕事の一端を知ってもらう機会が少なくなるため,それを補う手段として,とのこと
- 進路説明会の開催趣旨等
- 法務省大臣官房人事課担当者からの検事任官に関する案内及び任官後の職務説明
- 任官に関する客観的データ等の紹介
- 検事は,増員傾向にあるとのこと(平成6年度以降概ね70名以上採用,平成17年度は過去最高の96名(うち女性30名))
- 平成17年度採用に関しては,平均年齢は27.9歳,最高は41歳とのこと
- 採用にあたっては,一般的には,修習の成績,面接の結果,実務修習における担当教官の評価等をふまえたうえで,能力,人柄,見識などを総合的に勘案するとのこと
- 任官後の配置・配属について
- 給与・官舎等について
- 検事になってからの研修について
- 検察庁以外の職務従事の可能性について
- その他
- 任官に関する客観的データ等の紹介
- (大阪地方検察庁)現職若手検事3名からの体験談等
- 新任検事のときに担当した事件,警察との連携等について
- 検事になろうと思ったきっかけ,チームとしての捜査の仕方,留学のこと等について
- 検事になるまでの経緯等について
- 検察広報ビデオの上映
※以上は,概要しか記しておりませんが,もし,本説明会の詳細を知りたいという方がいらっしゃいましたら,メールにてその旨ご連絡いただけた場合には,個別に対応いたしますよー。連絡先アドレスは,「about 【情トラ】」に記載しておりますので。なお,個人的には,検事任官は全く考えていないこともあり,あくまで,本説明会に関すること限りの対応となります。