パブリックコメント・カレンダー081013

 神奈川県では、平成17年3月に「がんへの挑戦・10か年戦略」を策定し、「たばこ対策の推進」を重点項目の一つに掲げ取り組んでいます。
 たばこ対策については、平成17年に「たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約」が発効し、日本を含む締約国は、公共の場所における受動喫煙を防止するための措置を進めることとなりました。この動きの中で、国は、健康増進法を制定し、多数の者が利用する施設の管理者は、受動喫煙を防止するために必要な措置を講ずるよう努めることを規定しました。
 神奈川県では、これをさらに進め、公共的施設の室内またはこれに準ずる環境での効果的な受動喫煙防止を実現するための条例の制定に向け、平成19年度から検討委員会を設置し検討を続けてまいりました。この検討委員会での議論や県民・事業者などからの意見聴取、今年4月から5月に実施した県の条例についての基本的考え方に対する県民意見の募集結果等を踏まえ、「神奈川県公共的施設における受動喫煙防止条例(仮称)骨子案」をとりまとめました。