パブリックコメント・カレンダー081119

東京都エイズの現状(全国及び諸外国と比べて)

  • 東京都の発生動向)
    • 全国の報告数の約3分の1を都が占めている。
    • 国籍別、性別では日本人男性が9割近くを占めている。
    • 感染経路別では、同性間性的接触が平成19年には7割に達している。
  • HIV検査・相談の実績)
    • 検査数は増加しているが、南新宿検査相談室の受入数はほぼ限界に達している。
    • 検査の受検者の約80%は30歳代までの比較的若い世代に偏っており、エイズ患者に占める割合の高い40歳以上の受検者が少ない。
  • HIV医療の現状)
    • 拠点病院における治療は、入院から外来中心の治療に移行しており、陽性者が働き続けながら治療を受けられる環境づくりが重要となっている。
  • HIV陽性者の現状について)
    • 長期服薬や高齢化による様々な健康問題の出現が懸念され、療養支援の必要性が増している。
  • (先進国及びアジアの動向について)
    • 各国における主要な感染経路は国により異なるが、性的接触(同性間及び異性間)、薬物使用時の注射器共用等が多い。