パブリックコメント・カレンダー090110

  1. 高齢運転者標識制度の見直し
    • 平成19年の道路交通法改正によって導入された、75歳以上の運転者に対する高齢運転者標識(もみじマーク)の表示の一律義務付けに関する規定は、当分の間、適用しないこととし、70歳以上75歳未満の者と同様に努力義務にとどめることとします。
  2. 高齢運転者等専用駐車区間制度の導入
    • 身体機能の衰えを感じながらも運転を必要とする高齢者や障害者(以下「高齢運転者等」といいます。)が安全に運転できる道路交通環境を整備するため、多数の高齢者や障害者が日常生活において利用する官公庁や福祉施設等の周辺に高齢運転者等が運転する普通自動車のみが駐車できる区間(高齢運転者等専用駐車区間)を道路標識等により指定することができることとします。
  3. 車間距離保持義務違反に係る法定刑の引上げ
    • 一般道路の場合と比較してより危険性の高い高速自動車国道及び自動車専用道路(以下「高速自動車国道等」といいます。)におけるあおり行為等の抑止を図るため、高速自動車国道等において車間距離保持義務に違反する行為をした運転者に対する罰則を、現行の「5万円以下の罰金」から「3月以下の懲役又は5万円以下の罰金」に引き上げます。
  4. 地域交通安全活動推進委員による高齢者等への支援の充実
    • 地域交通安全活動推進委員の活動内容に、高齢者、障害者その他その通行に支障のある者の通行の安全を確保するための方法について住民の理解を深めるための運動の推進を加えることとし、高齢者等の安全確保のための活動に積極的に当たっていただくこととします。