パブリックコメント・カレンダー090413

 文化は、感性や創造力を育むとともに、人と人が互いに理解し尊重し合う基盤となるなど、地域社会の発展に欠かせないものであり、今、心の豊かさや人と人との絆が求められる時代を迎え、文化の役割がより重みを増してきています。
 また、平成13年に文化芸術振興基本法が制定されましたが、地方自治体の文化行政は自治事務であり、文化行政の継続性を担保する根拠規程が必要とされています。
 こうしたことから、平成18年に本県の文化振興のあり方を検討する委員会を設置し、議論が重ねられた結果、平成19年に「滋賀の文化振興のあり方」報告書の提出を受け、その中で条例を制定するよう提言がされました。
 この提言を受け、文化の振興に関する基本理念などを定めることにより、文化振興施策の総合的な推進を図り、もって心豊かで潤いのある県民生活および個性豊かで活力にあふれる地域社会の実現に寄与することを目的とする「(仮称)滋賀県文化振興条例要綱案」を策定しました。