【611】規制緩和の具体案(?) (12/16 23:51 )

 前回の私【情トラ】の発言に、次のようなものがありました。

規制緩和に関しては、報告書(案)には具体的な提言はないようです。

 再度、報告書(案)を読んでみたのですが、行政の「規制緩和」に関する記述は、次のとおりでした。※漏れがあればゴメンナサイ

 ひとつめ。

行政がコーディネートを行うにあたっては、県民等の社会的な価値を高める自由な活動が確保されるために、できる限りの規制撤廃・緩和に努めることが必要である。
◆報告書(案)P.61から引用

 ふたつめ。

「新しい時代の公」推進のための規制の緩和
「新しい時代の公」を推進していく上で障害となる各種規制の緩和に向けて、県による規制の緩和のほか、国への要望、また、特区制度の活用について検討する。
◆報告書(案)P.73から引用

 みっつめ。

図表7-1 「新しい時代の公」に係る県の取組方向のスケジュール案
「新しい時代の公」推進のための規制の緩和 「H22年度〜」
◆報告書(案)P.74から引用

 これだけしかないっていうことは、もっと多様な主体が参加するようになってからしか、何を規制緩和できるかワカラナイってことなのかな??
 ちょっと「独り善がり」ではありますが、どんな規制緩和が求められるのか、具体的に考えてみたいと思います。
 とりあえずは、すぐにできる(んじゃないかと思う)ものから。


▼国の法律や政省令、三重県の条例や規則に基づく「申請に対する処分」を行う際の処理期間の短縮化

 例えば、「河川法に基づく土地占用の許可」をみてみると、標準的な処理期間は「90日」とされています。実際の事例がわからないのですけど、河川敷を使って、何か地元のイベントをしようと考えた場合、遅くとも3ヶ月前に申請しないと、事実上使えないということになるのでしょうか? 同様に「都市公園法に基づく占用の許可」も標準的な処理期間は「約60日」とされています。
 詳しい事情がわからないので、何ともいえませんが、これらをもし、半分に短縮できたら(できるんじゃないの?)、けっこうな「規制緩和」となるような気がするのですけど。。

 【参考URL】 http://www.pref.mie.jp/GYOHSEI/index.htm