地方議会ウォッチング/野村稔

地方議会ウォッチング」/野村稔
 こちらは、空いた時間にちょっとずつ。10年ほど前に出版されたものなので、 地方分権一括法(正式には「地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律」)施行(H12.4.1)後の変化が地方議会にも当然あるはずですので、ちょっと古い内容かなぁーとは思った次第。このあたりは、地方議会傍聴録/【おしかけ情トラ】でフォローしていきたいですね。
以下、これも付箋をつけたところを抜粋。

(前略)本会議で執行機関が答弁に窮するように、わざと(質問)通告(書の)内容を詳しく書かない例がある。(中略)これは質問を議員個人と執行機関との間のプレーと錯覚しているために起きる現象だ。本来質問は、発言議員が当該団体の住民全体と代表して行うものであり、答弁は質問議員を通して住民に答えるものだ。(後略) <p.65>

 また、常任委員会委員の任期が1年というような、短期交代問題についても【情トラ】管理人としてはフォローしたい論点です。