中間発表

 他のチームについては、テーマだけは、【情トラ】がそれぞれの発表に対して感じた(考えた)質問も含めて、8月15日のスペースに書いておきましょー。何せ、幹事長だったものですから、質問は控えるべきかなと自重しましたので、当日は、質問しませんでした。


 <Cチーム>発表(以下、細かい点については、適宜、追加脚色・大胆省略などなどしていますので、あしからず。)

■キャスター 「本日のサタデープロジェクト。「民主主義とは何か」についてお送りしているシリーズの第3回は、2週間後に行われる国政選挙に焦点をしぼって、街の声を聴いてみたいと思います。では、中継のレポーターさぁん!」
■レポーター(以下「レ」) 「はぁい! 私は、本日、晴天のつぐ高原グリーンパークに来ております。さっそくですが、ここで楽しむ皆さんのなかから何人かの人たちに、質問をぶつけてみたいと思いますぅ。」
。。。。。。。
■レ 「こんにちはーっ。今度の選挙には行きますか?」
◆aさん 「こんにちは。今度の選挙ですか? うーん、そーですねぇ、どの政党も同じようなこと言っているみたいだし、同じような候補者ばかりだから、行く気が起こらないですね。」
■レ 「そーですか、違いがわからないから、投票には行かないと。それでは、例えば、マニフェストってご存知ですか?」
◆a 「あぁ、マニフェストね。去年ぐらいからよく聞きますね。あれは、違いがわかりそうで、いいアイデアだと思いますよ。ただ、どこで手に入れられるのかわからないし、内容も難しくかかれているとわからないですけどね。」
■レ 「そのほか、現在、全国各地で行われている住民投票についてはご存知ですか?」
◆a 「あぁ、原発設置だとか、市町村合併の賛成反対とかいうやつね。あれは、争点がはっきりしているから考えやすくて、投票に行く気もおこりますよ。」
■レ 「投票する際に、ある程度明確な違いがわかると、投票にも行くようになるということですね。ありがとうございましたっ。」
。。。。。
■レ 「こんにちはっ。今度の選挙には行きますか?」
◆bさん 「こんにちは。今度の選挙っていわれてもねぇ。この間の参院選で、70万票とっても落選したのに、15万票ぐらいで当選した人もいるってゆーことじゃないですか。そんなこと聞いたら、行く気なくなってしまいますよ。」
■レ 「それは、1票の格差っていわれる問題ですね。この1票の格差の問題は、例えば、議員の数を減らせ減らせとよく主張される昨今ですが、逆に議員定数を増やせば、1票の格差を縮めやすくなるという考え方があることをご存知ですか?」
◆b 「そーなんですか。まっ、それに限らず、選挙区割りの適正化でもいいし、ほかの方法でもいいから、もっと投票する1票の価値を平等にしてもらえたら、投票に行く気にもなるのに。」
■レ 「ほかの人が自分の何票分かを持っている現状が是正されると、きちんと投票にも行きたいということですね。ありがとうございました。」
。。。。。
■レ 「こんにちはー。今度の選挙には行きますか??」
◆cさん 「こんにちは。えーっ、せんきょお。日曜日なんでしょ。彼と海に行くことにしてるから、行かなぁい。」
■レ 「デートですか、いいですねぇ。しかし、当日ではなくて、その前に投票することができることをご存知ですか?」
◆c 「どこでできるのぁ?」
■レ 「残念ながら、近くの小学校ではできませんが、最寄の区役所、市役所で投票することができますよ。」
◆c 「それだって遠いわ。」
■レ 「それなら、近くの郵便局で投票ができるとしたら、どうですか?」
◆c 「郵便局なら、いいかも。けど、もし、早めに投票しちゃって、気が変わったり、その人にスキャンダルがおきたりしたら、どーすんの?」
■レ 「そんなときに、やっぱりこっちはやめて、あっちにしようと当日までに変更することが可能な制度がスウェーデンにはあるんですよ。」
◆c 「へぇー、それはいいわね。それなら、投票行こうかしら。」
■レ 「投票する環境の整備。それが必要であって、改善されたら投票に行くかもしれないということですね。ありがとうございましたっ。」
。。。。。
■レ 「さて、最後にもうひとりお伺いしましょー。。。こんにちはーっ。今度の選挙には行きますか?」
◆d 「こんにちは。今度の選挙ですか、票を入れたい人がいないからねぇ。落としたいヤツはいるんだけどな。」
■レ 「ほぉ、落としたい人はいるとのこと。それなら、最高裁判所判事の国民審査制度はご存知ですか?」
◆d 「ああ、ダメだと思う人に対して、×をつけるやつ?」
■レ 「そーです。そうです。もし、それと同じような感じで、落としたい政治家がいるときに、×をつけて投票できれば、選挙に行きますか?」
◆d 「そうですねぇ、×つけたい人は、いっぱいいるし。面白いかも。それなら、行ってみるのもいいかなと思いますよ。」
■レ 「賛成する政党や候補者がいないときに、棄権したり、白票を投じたりする消極的な意味ではなく、×をつけるという積極的な意味で投票することができるのならば、投票に行きたいと思うということですね。ありがとうございましたっ!」
。。。。。
■レ 「本日は、4人の方々に『今度の選挙に行きますか?』という質問をなげかけさせてもらいましたが、どなたも最初は『行く気はない』とのお答えでした。 しかし、その理由をきいてみると、それぞれ違う理由をお持ちでした。 そして、さらに、インタビューを続けてみると、それらが改善されれば『投票に行きたい』と考えるかもしれないというお答えにかわっていったことが印象に残っています。 このようなところに『民主主義とは何か』について考えるヒントがあるような気もしますね。 では、つぐ高原グリーンパークからの中継を終わり、マイクをスタジオにお返ししまぁす!!」
。。。。。


 と、このような形式にしたことにより、、、、あんまり説得力はないですねぇ。。まあ、聴衆にギモンを投げかけて、一緒に考えてもらうような感じであって、何らかの答えを報告発表しているわけぢゃーありませんし、当然ながら説得力をムシしたところがあるわけで。このへんのところは、最終報告に向けていろいろと考えていきたいと思います。でも、まあ比較的ヨイ出来に仕上がったよーでウレシイ限りです。