映画の日

傍聴整理券

 1,000円だし、「華氏911」を観賞に。どんな客層が来てるのかなぁと思っていたら、けっこー、お年を召した方がいらっしゃるのですね。個人的には、ちょっと意外な感じ。座席200席ほどの古めかしい映画館は、満席だったわけなのでした。
 さて、内容については、特にここでコメントはいたしませんが、気になったことを2つだけ。
 ひとつめは、ナレーション(←ムーア氏自身のナレーションですよね?)の声。 この声って、個人的にはすごく聞きやすく、受け入れやすい声だと思うのですね。 声って、けっこー大事じゃありません? 例えば、ラップなど特に思うのですが、単に「良い声(ええこえぇぇぇ〜♪(←おかけんた・ゆうたのけんた)」っていうだけで、その曲がメッチャ良い曲に聴こえたりすることがありませんか? そうした意味でいうと、この映画のナレーションの声は、私にとってのツボでした。
 確かに、ナレーションのバリエーションはほっとんどありませんでしたが、それは全体のトーンを統一するためと考えることもできるわけで。主演男優*1が行う演説の声と聴き比べしてみてもオモシロい気がしますよっ。
 ふたつめは、音楽の使い方。こういうシチュエーションにはコレみたいな感じ、っていう紋切り型の音楽に(ちょっとばかし)感じたのですが、どーです? 「キル・ビルのように」とまでは言いませんが、もー少し、、、ネェ。 まっ、そういうものを求める内容ではないというのかもしれませんがネッ。

*1:もちろんブッシュ大統領ですね。