国連総会への公開状【明治学院】

■全人類の安全、平等および福祉を保証するために十分な権限をゆだねられた超国家的権威を樹立することが、目指されるべき究極的な目標である。伝統的な国家主権という概念では、原子力や軍備が安全保障の決定的要素となり、他国に対する不信感を拭えないし、その結果、市民の自由が制限されることにつながる。今後、国連は、その道徳的権威を強化すべきであり、そのためには総会が開かれたままであることなどが求められるのだ。