メールマガジン配信時のメールアドレス漏洩について

 本日、【情トラ】メルマガ作成時に気が付いた事例。
 某県某課が所管するメールマガジンにおいて、他の登録者(全員分と思われます。)のメールアドレスがヘッダに記載されていました。すなわち、次のようなケースが実際におこってしまったということです。
http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/security/jiko/jiko09.htm

 このことに対して、とりあえず、配信元に次のようにメールをしておきました(※適宜、伏字にするなどしております。)。

TO:○○県××部△△課 御中
FROM:【情トラ】

メールマガジン「□□□」(2005/4/○○発行号)について

 貴メールマガジンについて、いつも関心をもって拝読しております。今回は、注意及び確認のための連絡です。


 既に指摘があったか、貴課において気づいておられるのだと思いますが、上記「□□□」(2005/4/○○発行号)について、配信先メールアドレスが、(おそらくは)全員分把握できるような状態で送信されています。

※このことについて、本メール本文に付して、当該メールマガジンの内容をコピー&ペーストしておきます。


 明らかに個人情報の漏洩といえますので、読者あてに何らか注意喚起なり、今回の漏洩の原因究明及び今後の改善策に関する説明をされるべきだと思うのですが、いかがでしょうか。

 私自身としては、今回送信されたメールは既に削除し、他の方々のメールアドレスをデータとして残さないようにしました。

 少なくとも、上記メールマガジンが配信された方々に対して、私と同様の措置をとるように依頼メールを行うなどの対応を検討していただくよう願います。

 参考として、総務省による説明URLを次に掲げておきます。
http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/security/jiko/jiko09.htm


 なお、このメールについても、送信後削除するようにいたします。
 以上、よろしくお願いいたします。


※以下が、送信されたメールの情報です。

Original Message -----
From: <○○@××.jp>
To: <△△@◎◎.co.jp>; <▽▽@◇◇.com>;・・・・・(以下、多数のメールアドレスが続く。)

 メールマガジン本文(略)

 このような事態に気づいた場合には、どうすべきかなーと考えたのですが、とりあえず私としては、以上のように対応した次第。こうした対応よりも、もっとヨイ案があれば、教えてもらいたいと願うところです。
 なお、この件については、続報があるかもしれませんし、ないかもしれません。