オイオイ
【情トラ】メルマガの【お知らせパブコメ】のため、各中央府省庁及び各都道府県が実施しているパブリックコメントの実施状況について、確認していたところ、次のようなパブリックコメントのお知らせが。。以下は、抜粋です。
船舶船員統計調査規則改正（案）に対するご意見の募集について
国土交通省では、「統計行政の新たな展開方向」（平成１５年６月２７日各府省統計主管部局長等会議申合せ）に基づき既存統計の見直しを行った結果、指定統計第２８号船舶船員統計のうち、平成１７年船舶調査を休止するための船舶船員統計調査規則の改正を予定しております。このため、広く国民の皆様から、この改正についてご意見を頂きたく募集いたします。
お寄せ頂いたご意見は、担当部局において取りまとめた上で、検討を行う際の資料とさせて頂きます。ご意見に関して、個別には回答しかねますので、あらかじめその旨ご了承願います。意見募集期間
平成１７年６月６日（月）から平成１７年６月１０日（金）まで（必着）
なお、本案については６月末の施行を予定しており、国民の皆様等への周知期間等を考慮するとできるだけ早く公布する必要があることから、意見の提出期間が所定の３０日より短くなっております。
１．船舶船員統計調査の概要
船舶船員統計は、統計法（昭和２２年法律第１８号）第２条に基づく指定統計であり、毎年、船舶調査と船員調査を行うこととされている。なお、調査のために必要な事項は、船舶船員統計調査規則（昭和３２年運輸省令第７号）に定められている。
２．改正の経緯
政府全体として「統計行政の新たな展開方向」（平成１５年６月２７日各府省統計主管部局長等会議申合せ）が取りまとめられ、既存統計の見直しを含めた社会・経済の変化に対応した統計の整備等が求められていることになった。これを受けて、国土交通省では、既存統計の抜本的な見直しを検討している。
船舶調査は、内航海運業法に基づく適正船腹量の策定のために必要なデータを集めることを主たる目的として、毎年７月１日に調査を行ってきたが、平成１６年の同法の改正により、適正船腹量の策定が行われなくなることとなった。行政資料としてのニーズが薄れ、調査目的として役割を終えた調査を引き続き行うことは、行政事務の簡素化・効率化及び申告者の負担軽減等の観点に反することになることから平成１７年調査は行わないこととした。
なお、平成１７年調査の休止は、統計審議会の了解を得られている。
以上のことにより、船舶船員統計調査規則を改正し、平成１７年度の船舶調査を行わないことを規定する。
３．改正の概要
原始附則に、平成１７年度の船舶調査は行わないことを規定する１項を加える。
４．今後のスケジュール（予定）
公布： 平成１７年６月下旬
施行： 公布日
えーーーっと、なぜ、今、意見募集しているのか、意味がわからないんですが。もう平成17年度の船舶調査は行わないことは既定なのですよね。
ただのアリバイづくり？ 本当にパブリックコメントする気があるのなら、「平成１７年調査の休止は、統計審議会の了解を得られている」としてますが、その統計審議会の審議に諮る前か、それと同時にパブリックコメントでの意見募集をしてはヨイのではないかと思うのですが。
でも、まぁー、内容も内容だし（、などと、国土交通省の担当者も思っていそうですが。）。
