行政手続法に基づく審査基準等の設定について

■行政手続法の施行状況に関する調査結果−地方公共団体−（PDF）
　総務省から公表された資料に基づき，設定率が高い・低い順に並べてみようかと考えた次第。とくに，何かを評価するという意味ではゴザイマセンが，客観的な数字に基づき，並べてみたらどうなるかを，至極カンタンにまとめただけです。各都道府県によって，そもそもの前提となる状況等が異なることが考えられますので，ベストまたはワーストという表記については，わかりやすさ以外の深い意味はありませんので。
　後日，別にエントリをまとめるかもしれません。

■参考として

• 【審査基準】
  • 申請により求められた許認可等を行うかどうかをその法令の定めに従って判断するために必要とされる基準
• 【標準処理期間】
  • 申請がその事務所に到達してから当該申請に対する処分をするまでに通常要すべき標準的な期間
• 【処分基準】
  • 不利益処分をするかどうか又はどのような不利益処分とするかについてその法令の定めに従って判断するために必要とされる基準

• 【審査基準設定率（％）】
  • ベスト３
    1. 鳥取県（88.15）
    2. 福岡県（86.14）
    3. 兵庫県（85.55）
  • ワースト３
    1. 大阪府（67.64）
    2. 和歌山県（70.33）
    3. 島根県（70.97）

• 【標準処理期間設定率（％）】
  • ベスト３
    1. 鳥取県（83.64）
    2. 福岡県（79.99）
    3. 山口県（77.68）
  • ワースト３
    1. 大阪府（52.86）
    2. 和歌山県（54.67）
    3. 山形県（55.92）

• 【処分基準設定率（％）】
  • ベスト３
    1. 奈良県（80.88）
    2. 石川県（78.48）
    3. 鹿児島県（77.21）
  • ワースト３
    1. 北海道（54.16）
    2. 岐阜県（54.18）
    3. 大阪府（57.93）