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日本の進路を問う/NHK「21世紀日本の課題安全保障」プロジェクト

日本の進路を問う―NHKスペシャル 21世紀日本の課題安全保障/NHK「21世紀日本の課題安全保障」プロジェクト これもオモシロかったです、対決的なやりとりが。内容はびみょー。何がびみょーかというと、中曽根康弘氏が大江健三郎氏の言葉に対して曰く「空想的…

首相官邸の決断/石原信雄、御厨貴、渡邉昭夫

予想以上におもしろかった 首相官邸の決断―内閣官房副長官 石原信雄の2600日/石原信雄、御厨貴、渡邉昭夫 オーラルヒストリーという政治・行政・経済のプロフェッショナルとして公職にあった者が公職在任中の業績について、職を退いてから具体的に語ったも…

裁判員(あなた)が有罪、無罪を決める/九州大学法学部刑事訴訟法ゼミナール

いやー、非常に興味深かったですよ。 裁判員(あなた)が有罪、無罪を決める―実践ガイド模擬裁判員裁判/九州大学法学部刑事訴訟法ゼミナール 〝市民から無作為で裁判員を選定し、審理・評議までを試みた模擬裁判。裁判員は何を考えどう判断したか、そのすべて…

無敵の一般教養/島田雅彦

無敵の一般教養/島田雅彦 スラッと読了。なんとなく目次をみて、「数学」と「近現代史」が楽しみかな?と思って、読み進めたところ、結局、個人的に最も面白かったのが、「農学」でしたーっ。以下、付箋箇所を1箇所だけ。 (前略)日本の農政というものは…

 “癒し”のナショナリズム/小熊英二、上野陽子

“癒し”のナショナリズム―草の根保守運動の実証研究/小熊英二、上野陽子 ちょっと気になって再読。 (前略)彼らは「普通」を自称する。だがその「普通」がどんな内容のものであるのかは、彼ら自身も明確に規定することができないのだ。 そうした彼らが行う…

イラストと事例でわかる裁判の仕組み/小林英明

イラストと事例でわかる裁判の仕組み―裁判員(あなた)が判決を下す時代の到来!? /小林英明 をサァーーっと読了。【情トラ】で市民裁判員先行記を論じるにあたっての予備知識確認の意味で。「イラストと〜」とあったけど、イラストは印象に残ってナシ。こうい…

政治家よ/朝日新聞特別取材班

政治家よ―不信を越える道はある/朝日新聞特別取材班 なんとなーく読んだ本。なんとなーくの感想ですが、政治不信について欧米の例も紹介していると目次で確認したのが、若干惹かれたところかな。国内の章では、県議会のところが(ほんの少ししか触れていな…

主権を市民に/大阪弁護士会

大阪弁護士会憲法50周年記念出版/ 主権を市民に―憲法とともに歩む /大阪弁護士会 を読了。付箋をつけたところの一部を以下に抜粋しておきたいと思いますぅ。 第一部 情報公開・市民運動・オンブズマン活動の展開(前略)やはり市民のニーズというのは、…

子どもの王様/殊能将之

子どもの王様 (ミステリーランド)/殊能将之 個人的には、いつも期待をもって読み、その期待に応えてくれるのが、殊能氏の著作です。で、この子どもの王様も(、手放し大絶賛っつーまではないのですが)、かつての子どもの頃を思い出しながら(or思い出させ…

伊藤博文の情報戦略/佐々木隆

伊藤博文の情報戦略―藩閥政治家たちの攻防 (中公新書)/佐々木隆 序章と第1章の途中まで読んで、個人的にはアンマリオモシロクナカッタのです(あくまで私の主観ですので。)。そこで、最後のまとめである「おわりに」までとばして読んだのですが、やっぱり…

月は幽咽のデバイス/森博嗣

月は幽咽のデバイス/森博嗣 なんとなく読んでなかったものなのですが、はじめっからおわりまで、今日一日の空き時間に読了。

司法卿 江藤新平/佐木隆三

「法廷のなかの人生」を読んで気になった日本の住民訴訟第一号。やはりヒントは、佐木隆三氏の著書にあるようですねぇ。近いうちに探そーっと。 司法卿 江藤新平 (文春文庫)/佐木隆三

法廷のなかの人生/佐木隆三

法廷のなかの人生 (岩波新書) /佐木隆三 【情トラ】管理人として裁判傍聴をするにあたって、「無心に傍聴席にすわりつづけて四半世紀。裁判傍聴業を自称する作家」の法廷エッセイは読んでおくべきでしょー、ということで読了。ひとりでできることには限界が…

第25回メフィスト賞「それでも、警官は微笑う」/日明恩

それでも、警官は微笑う /日明恩 「硬派のタフガイと軟弱なお坊っちゃま」という2人の刑事の人物造形が、ほどよいリーダビリティを生み出していて、満足の内容でした。個人的には難点がないとは言いませんけど、「警察官」と「麻薬取締官」という異なる組…

地方議会ウォッチング/野村稔

「地方議会ウォッチング」/野村稔 こちらは、空いた時間にちょっとずつ。10年ほど前に出版されたものなので、 地方分権一括法(正式には「地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律」)施行(H12.4.1)後の変化が地方議会にも当然あるはず…

朝令暮改でいいじゃないか/岩見隆夫

朝令暮改でいいじゃないか―北川正恭の革命 /岩見隆夫 前三重県知事である北川正恭氏の考え方に関する書籍などは、いろいろと読んだことがあったのですが、岩見隆夫氏のインタビュー形式ということもあって非常に整理されており、これもまた直ぐに読了できた…

ダイスをころがせ!/真保裕一

ダイスをころがせ! /真保裕一 うーーん、、どうかなー、面白かったのは面白かったけど、、、。なにか、様々な事件が起こるのですが、「作者」に都合がいいように事件が起こってばっかりという印象が。当然、「作者」あっての「小説」なんですけどね。 「パ…

文学賞メッタ斬り!/大森望、豊崎由美

明日がちと長旅なので、1冊購入。 文学賞メッタ斬り!/大森望、豊崎由美 狂乱西葛西日記は、けっこー前から読みつづけてますしねぇ。 http://www.ltokyo.com/ohmori/

LATEX2ε美文書作成入門/奥村晴彦

ここのところ読んでいた LATEX2ε美文書作成入門 /奥村晴彦 ある程度、入門レベルは修了したかな??、、と。あとは、何度も確認したり、実践のなかで少し高度な使い方をするために参照したり、と非常に有益な本でした。 ■参考 http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~…

お役人さま!/広中克彦

空き時間に、お役人さま!―都庁出入り業者の30年間の悪夢 (講談社プラスアルファ文庫)/広中克彦 を読了。ちょっと古めの話ですけど、 ありそーありそーと感じた次第。

アンチ・ハウス /森博嗣、阿竹克人

思ってもみなかったのですが、途中で、非常に濃い内容での行政指導に対する筋のとおった問題提起がなされており、興味深かったですよっ。 アンチ・ハウス /森博嗣、阿竹克人 (特に、109ページから170ページまで) 「最近増えてる筋論クレーマ」のリアルな…

住民参加のシステム改革/室井力

参考として、パブリックコメントについては、 「住民参加のシステム改革―自治と民主主義のリニューアル (自治問題研究叢書)」に詳しく検討されてます。 モデル条例案もアリ。